飯塚市にあるNPO法人嘉飯山ネットBASARAでは障がい者生活支援・地域活動支援・障がい者就業支援を行っています。

陰性感情…私たち支援者が人間である以上、誰にでも当たり前にある感情だと思います。

個人的には、利用者に対しての陰性感情はここ近年（良くも悪くも）あまり抱くことが少なくなったような気がします（若干マヒor気づいていないのかも）。そうは言っても、入職して間もない頃や限定された環境で働いている時は、経験が乏しいが故、スキルがない故、視野が狭い故、いろんな意味で未熟な故、そこにいろんな葛藤があったように思います。

総括においても触れられていましたが、大切なのはその感情（自分自身）に対しどのように向き合うのか、いかに向き合い、いかに考え、そこから何を学び、今後にどう活かしていくのか？　ある意味、活かすも活かさないもその人次第です。

向き合えば向き合うほど“しんどさ”や“葛藤”も大きくなるかもですが、支援者がより良い支援者へと成長する過程には、きっと必要なエッセンスだと思います。

視点を変えると、きっと私たちがより良く成長するための“きっかけ”を当事者のみなさんから与えられているというgift的な見方もできます。ある意味、感謝すべきことなのかもしれません。

ちなみに今回の事例では、発表者の方が被支援者および自分自身ときちんと向き合っている姿や想いが伝わってきたように感じました！SUVARASHIYA〜

いかんせん…

より良い支援者が育つためには、より良く成長できる（きっかけのある）環境（づくり）や仕組みが必要。

私たちが携わっている地域の支援事業所や医療機関等における環境が、当事者にとっても同様に成長できるような場であることが当然必要。

いろんな“人”が自身および他者の成長や希望をたくさん感じ、“相互に成長できるような仕組み”が実践現場においてもっともっと必要。

 basara ID   0021